今年もいよいよ受験シーズンが到来しました。
社会の問題で出てきそうなキーワードを少しだけご紹介しましょう。
ニュースでよく聞くと思われる以下のキーワード、皆様ご存知ですか?
「円高」「TPP」「東京スカイツリー」
円高(えんだか)とは、我が国日本の通貨(おかね)の単位は円(えん)ですが、その円の価値がアメリカ合衆国の通貨である$(ドル)やヨーロッパの通貨であるユーロに対して上がることを意味します。逆に円の価値が下がることを円安(えんやす)といいます。
例えば、いま、1ドルが130円の価値だったとします。これがもし、1ドル70円の価値になった場合、円安ですか?それとも円高ですか?
次に、TPPとは、Trans-Pacific Partnershipの略語で、日本語では、環太平洋戦略的経済連携協定(かんたいへいようせんりゃくてきけいざいれんけいきょうてい)と訳されます。この協定を結んだ国の間で貿易(ぼうえき)を行う際にかけられる関税(かんぜい)などの障壁をなくし、多国間との経済の連携や協力の促進などを行えるようにする狙いがあります。
TPPを日本が締結した場合、商品を協定国から輸入する場合に、関税をかけることができなくなりますから、輸出国はより輸出しやすくなり、大量に日本の市場に流通するようになります。同じ商品が日本で生産され販売されている場合、輸入品のほうが安価で、質がそれほど変わらなければ、消費者の多くは、輸入品を購入するようになるでしょう。そうなると、日本国内の生産者は売上が落ち込み、経営危機(債務超過による経営破綻など)を迎える可能性が出てきます。メーカーが倒産すれば、失業者が増加することにつながるでしょう。
最後に、東京スカイツリーとは、東京都墨田区押上に建設中の電波塔(送信所)です。2012年5月22日に開業する予定で、高さは634メートルあり、東京タワーの333メートルをはるかに凌ぎ、鉄塔としては日本一の高さになります。ちなみに世界一高い建造物は、アラブ首長国連邦のドバイにある「ブルジュ・ハリーファ」で828メートルあります。東京スカイツリーは、タワー(自立式鉄塔)としては世界一の高さを誇り、2011年11月17日にギネス認定を受けていますが、世界一高い建造物ではない点にくれぐれも注意して下さい。
東京スカイツリーにちなんだ問題、海抜は東京スカイツリーの地上部と同じ位置にあるとして、斜め30度上方に東京スカイツリーの最上部が見える地点からの東京スカイツリーまでの直線距離は何メートルありますか?
高校1年生レベルの問題です。センター試験では、この種の応用問題が出てくると考えて下さい。
他に、東京スカイツリーの最上部からmキロの物体を自由落下させる(重力加速度をgとし、空気抵抗は考えないとする。)といった物理の力学分野からの出題が考えられます。
以上、今年の入試で出てきそうなキーワードをご紹介しました。
なお、大学入試センター試験や国公立大学の最新情報は、iMachive キーワードの以下のページをご覧下さい。
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